放射線障害予防規程

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9章 健康診断

(健康診断)

33条 安全管理責任者は,取扱者に対して,次に掲げるところにより,金沢大学保健管理センター(以下「保健管理センター」という。)において健康診断を実施しなければならない。

(1) 健康診断の項目は,次のとおりとする。

イ 被ばく歴の有無(被ばく歴を有する者については、作業の場所、内容および期間、放射線障害の有無、自覚症状の有無その他放射線による被ばくに関する事項)の調査及び評価

ロ 末梢血液中の血色素量又はヘマトクリット値,赤血球数及び白血球数の検査

ハ 末梢血液中の白血球百分率の検査

ニ 皮膚の検査

ホ 白内障に関する眼の検査

(2) 実施時期は,次のとおりとする。

イ 取扱者として登録する前

ロ 取扱者として登録された後にあっては,登録後6月を超えない期間ごと。

(3) 前2号の規定にかかわらず,登録する前にあっては,線源の種類等に応じて第1号ホを省略することができるものとし,登録された後にあっては,前1年間の実効線量が5ミリシーベルトを超えず,かつ,当該1年間の実効線量が5ミリシーベルトを超えるおそれのない取扱者については,医師が必要と認めるときに限り,第1号ロからホまでの項目のすべて又は一部を行う。

(4) 前号の規定にかかわらず,前1年間の実効線量が5ミリシーベルトを超え,又は当該1年間の実効線量が5ミリシーベルトを超えるおそれのある取扱者については,第1号ロからホまでの項目について健康診断を実施しなければならない。ただし,医師が必要でないと認めるときは,第1号ロからホまでの項目のすべて又は一部を省略することができる。

2 安全管理担当者は,前項の規定にかかわらず,取扱者が次の各号の一に該当するときは,安全管理責任者及び主任者に通報の上,主任者の指示に従い,遅滞なく保健管理センターにおいて健康診断を受けさせなければならない。

(1) 放射性同位元素を誤って吸入摂取又は経口摂取したとき。

(2) 放射性同位元素により,表面密度限度を超えて皮膚が汚染され,その汚染を容易に除去することができないとき。

(3) 放射性同位元素により皮膚の創傷面が汚染され,又は汚染されたおそれのあるとき。

(4) 実効線量限度又は等価線量限度を超えて放射線に被ばく又は被ばくしたおそれのあるとき。

3 保健管理センターは,前2項に規定する健康診断の結果を速やかに安全管理責任者を経由して施設長に通知しなければならない。

4 安全管理責任者は,健康診断を受けた者に対しては健康診断の都度,その記録の写しを本人に交付しなければならない。

(放射線障害を受けた者等に対する措置)

34条 施設長は,取扱者で放射線障害を受けた者又は受けたおそれのある者(以下「放射線障害者等」という。)については,主任者,安全管理責任者及び医師と協議の上,所属部局長にその放射線障害の程度に応じ,管理区域への立入時間の短縮,立入禁止又は放射線に被ばくするおそれの少ない業務への配置転換等の措置を講ずるよう通知するものとする。

2 所属部局長は,前項の通知があった場合は,適切な措置を講じなければならない。

3 所属部局長は,保健管理センターが取扱等業務を行うことについて支障がないと認めるまでは,放射線障害者等を取扱等業務に従事させてはならない。

4 施設長は,取扱者以外の者が放射線障害を受け,又は受けたおそれのある場合は,遅滞なく医師による診断,必要な健康指導等の適切な措置を講じなければならない。