放射線障害予防細則

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    第7章 放射性同位元素の廃棄

1.放射性廃棄物は,実験の都度,一時的に実験室等に用意された所定の廃棄用容器に正しく収納し,定期的又は随時に廃棄物保管室へ運搬し,保管廃棄を行うこと。この場合において,安全管理担当者の指示に従うこと。

2.放射性廃棄物を廃棄用容器に収納するときは,必ずその都度,所定の廃棄物記録票に必要事項を記入すること。

3.廃棄物は,α放射体廃棄物及び非α放射体廃棄物に区別すること。

 4.固体廃棄物

(1)固体廃棄物は,日本アイソトープ協会の分類に従い,可燃物,難燃物,不燃物及び非圧縮性不燃物に分類する。

(2)液体の入ったビーカー,測定用試料ビン等を廃棄するときは,廃液を液体用廃棄容器に捨て,ビーカー等は乾燥させた後廃棄すること。

(3)破砕,圧縮等の前処理はしないこと。

(4)注射器の針等鋭利でケガのもとになるものは,別に危険のないようにまとめて処理し,その表面には物品名と危険の標示を行うこと。

5.液体廃棄物

(1)液体廃棄物は,直接流しに捨ててはならない。

(2)放射性同位元素を取り扱った器具類は,少量の洗浄水溶液等で一次洗浄を行うものとし,一次洗浄液は,保管廃棄すること。

(3)液体廃棄物は無機液体(pH2以上14)及び有機液体(有機溶媒が混入している水溶液を含む)に区分し,所定の容器に収納して保管廃棄すること。

(4)有機溶媒を廃棄物として取り扱う場合は,液体シンチレータ廃液とそれ以外の有機廃液を区分し所定の容器に収納すること。

6.非圧縮性不燃物

泥状,かゆ状のもの,液体を分離することが困難なイオン交換樹脂等のスラリー状のものは,乾燥し,非圧縮性不燃物として所定の容器に収納して保管廃棄すること。

7.前項までに定める各容器の表面の1センチメートル線量当量率は,毎時5マイクロシーベルトを超えないようにしなければならない。これを超える場合は,安全管理担当者の指示に従うこと。

8.廃棄業者による集荷の対象とならない放射性廃棄物は,次の各号のとおりである。

(1)気体状の放射性廃棄物

(2)病原菌及び病原体を含むおそれのある放射性廃棄物

(3)毒劇物を含む放射性廃棄物

(4)放射性有機廃液(液体シンチレーター等)

(5)前4号以外の爆発物,自然発火するおそれのある放射性廃棄物

これらの放射性廃棄物は,当理工系施設で保管しなければならないので,できるだけ廃棄物を少なくするような実験方法で使用すること。

9.非放射性廃棄物は,次の各号に定める要領で処理すること。

(1)固体は,汚染の有無を確認の上,所定の場所にある一般ゴミ箱に廃棄すること。

  (2)非放射性の有機溶媒廃液,重金属イオン等を含む液は,絶対に流しへ流さず「金沢大学における薬品類の廃棄物の処理に関する規程」(「薬品類の廃棄物の処理に関する手引書」参照)に従い,各利用者が適当な容器を用意し,当該容器に溜めておき,放射性同位元素の汚染のないことを確かめた後,実験終了時には各自の研究室へ持ち帰ること。