放射線障害予防細則

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    第6章 放射性同位元素の運搬

1.理工系施設内における放射性同位元素の運搬

理工系施設内における放射性同位元素の運搬は,周囲を汚染させないよう適当な容器に入れて行うこと。

2.事業所内における放射性同位元素の運搬

事業所内における放射性同位元素の運搬は,所定の譲受・譲渡の手続きをすませた後に前項に規定した措置に加えて次の各号に定める要領で行うこと。

(1)放射性同位元素は容器に入れ,必要に応じて梱包して運搬すること。また,亀裂,破損等事故の生ずるおそれのあるものは,ろ紙,緩衝材等で包み,破損及び汚染の発生・拡大を防止できる措置を講ずること。

(2)放射性同位元素の物理的状態及び化学的状態により容器を選定する。容器内に安全に収納しておくため,放射性物質が浸透したり化学反応したりせず,運搬中の衝撃などで破損しない耐久性のある容器を選ぶこと。特に気体状,揮発性,粉末状の場合には,気密性の容器に入れ容器外への放射性同位元素の散逸を防ぐこと。

(3)必要に応じ鉛容器等を用いて,漏洩線量を極力少なくすること。この場合において,容器又は梱包の表面の1センチメートル線量当量率が毎時2ミリシーベルト,表面から1mの距離で毎時100マイクロシーベルトを超えないようにすること。

(4)容器及び梱包の表面は,放射性同位元素によって汚染されていないこと。

(5)容器又は梱包の表面に核種,数量,物理的状態,化学的状態,表面の1センチメートル線量当量率,取扱責任者名を明記した標識を付けること。

(6)運搬従事者は,個人被ばく線量計を着用すること。取扱者以外は原則として運搬に従事させないこと。また,適切なサーベイメーターを携帯すること。

(7)容器は,管理区域外に放置しないこと。

3.事業所外における運搬

放射性運搬物を事業所外に運搬するときは,予防規程第28条第3項及び前2項に規定する措置に加えて次の各号に掲げる事項を厳守しなければならない。

(1)取扱者が直接運搬できるものとして,危険度が極めて少ない放射性物質等の輸送に該当するL型輸送物及び法律で定める量を超えない量の放射性物質等(L型輸送物を除く)のA型輸送物があるが,A型はA型輸送物に係る条件が満たされた容器でなければならない。

(2)上記の輸送に当たっては,電車,バス等の公共輸送機関内に,持ち込んではならない。

(3)事業所外における運搬の実際に関しては,主任者の指示に従うこと。